それ、マンガで理解できた!
石ノ森「実用マンガ」の万華鏡
「萬物はマンガで表現できる」として、萬画家宣言をした石ノ森章太郎。歴史や経済、新しいテクノロジー、さらにちょっとアレなことまで…。
当時まだ確立されていなかった大人向けの「実用マンガ」というジャンルにも挑みました。若いころから、毎晩寝る前に本一冊もしくは映画一本のインプットを習慣としていた石ノ森章太郎は、豊富な知識や洞察力から、さまざまな事象を精力的に「マンガ(萬画)化」することに注力してきました。やがて作品表現だけでなく、ツールとしてのマンガの可能性に意識が向いていったのも、自然なことだったのかもしれません。
そのスピリットを継承し、石森プロでは現在も、「マンガ化でわかりやすく伝えること」をテーマに実用マンガの制作を行っています。そちらも一部、ご紹介します。