MELLOW MELLOW がカバーした

『Tagatameni』MV撮影現場に潜入しました!

4月10日にリリースされたMELLOW MELLOW(メロウメロウ)の4thシングル「DEAR MY STAR」の初回限定盤に収録された『Tagatameni』は、1979年にテレビ放映された『サイボーグ009』の主題歌で、名曲として知られる『誰がために』(作詞/石ノ森章太郎)をカバーした楽曲です。

今回、ミュージック・ビデオの撮影現場にお伺いして、MELLOW MELLOWのみなさまにこの作品への思いを聞いてみました。

Q. 『Tagatameni』をどんな気持ちで歌唱しましたか?
SENA: たくさんの方が知っている名曲をこうやってカバーさせて頂いてとても光栄に思っています。ビブラートや、クセなどを極限まで無くして、無機質に歌うことを意識してます。
MAMI: 無機質な感じでという指示があって難しかったですが、原曲を知ってる方にも楽しんで聴いて欲しいなという気持ちでした。
HINA: 無機質な感じで歌いました。ロボットになったような感じでとにかく感情移入しすぎないように気をつけました。
Q. ダンスで意識した点は?
SENA: サイボーグ009のキャラになったつもりで、機械的な感じに見えるようにいつもの倍、メリハリを意識しました。
MAMI: 振りの中にサイボーグ戦士を意識した、加速装置や002の飛んでいるような感じ、そして戦っているかのような振りがあり、サイボーグ009を知っている方には「おお!」って思ってもらえるんじゃないかな?と思いました。決めるところなどハッキリしている振りなのでメリハリをつけて世界観を壊さないように意識して踊っています。
HINA: 気持ちはサイボーグ戦士になりきって踊りました。こちらもあまり感情のある人間味が出ないように、ロボットのようにカチッとしたダンスをすることを心がけました。
Q. 今回のMV撮影はどんな気持ちで取り組みましたか?
SENA: たくさんの方に見て頂きたい!その一心ですね。リップシンクの所は瞬きをなるべくしないようにしてみました!
MAMI: ダンスシーンがメインなのでダンスをとにかく沢山意識して踊りました。原曲を知ってる方にもダンスがついたこの曲を見て欲しいなって思います。
HINA: 画面を通して、ダンスでサイボーグ009の世界観を伝えられるように、とにかくサイボーグ戦士になりきることを心がけました。

MELLOW MELLOW

2017年10月に結成されたSENA、MAMI、HINAによる3人組ダンスボーカルユニット。

2017年12月にシングル「ガールズアワー」をリリースし、2018年6月にシングル「マジックランデブー」にてメジャーデビューを果たす。

12月にリリースされた2ndシングル「君にタップ」より、コレオグラファーにKEN氏(ex DA PUMP)を迎えた。

続く2019年4月10日には3rdシングル「Dear My Star」をリリース。
KEN氏の指導のもと、メンバー自ら振付を行うなど、新旧のストリートカルチャーを取り入れたライブパフォーマンスに磨きをかけている。

今回、新たな『Tagatameni』の世界をつくりあげたアレンジャー宮田’レフティ’リョウ 様からコメントをいただきました。

宮田’レフティ’リョウと申します。大変僭越ながら今回、『誰がために』の編曲を担当させていただきました。素晴らしい楽曲に、僕なりの新たなエッセンスを注入出来ればと思い、オリジナルから大きく舵を切ったアレンジメントにチャレンジしてみました。

お口に合いましたら幸いです!

宮田’レフティ’リョウ

東京都出身の音楽プロデューサー、編曲家、作詞家、作曲家、ベーシスト、キーボーディスト、ギタリスト、マニピュレーター。音楽ユニット「イトヲカシ」のメンバーでもある。様々なアーティストのサウンドデザインを手掛けつつ、サポートミュージシャンとしても活動している。楽器は右利き用を使用している為、レフティ詐欺とまで言われるが、左投げ左打ち、グーフィースタンスである。

Tagatameni』のMVやライブ・パフォーマンスに大きなインパクトを与えてくださったコレオグラファー、KENex DA PUMP)様からもコメントをいただきました。

『Tagatameni』の振付を担当させて頂けるとのお話しを頂き、誠に光栄でした。
振付に関しては、私に委ねていただけるとお伺いしたので、詞の世界観、作品の世界観を意識して臨ませていただきました。
MELLOW MELLOWの3人が“サイボーグ感”を出していくようなダンスをしたり、戦うポージングであったり、決めのポーズなどを意識した振付をしました。
「009(島村ジョー)の加速装置」や「002(ジェット・リンク)の可変式飛行ユニット」等をモチーフに、所々散りばめています。
ぜひ3人の“サイボーグ感”に注目していただけたらと思います。

KEN

KEN (奥本 健) 1997年 DA PUMP (ISSA、YUKINARI、KEN、SHINOBU) としてFeelin’Good -it’s PARADISE-にてメジャーデビュー。大ヒット曲の「if…」や「We can’t stop the music」等、軒並みスマッシュヒットを飛ばすなど、発信する音楽やファッションが瞬く間に社会現象となる。
DA PUMPの作品では作詞作曲、全シングル曲の振付を担当し、LIVE等では振付はもちろん、演出家としての一面もみせた。ダンス番組「スーパーチャンプル」ではストリートダンスカルチャーの底上げを行い、老若男女に愛される伝説のダンス番組となった。
2010年のグループ脱退後より本格的なソロアーティスト活動と並行に、YUKINARIと共に琉-UNITを結成。
同時にメジャーアーティスト等への振付をはじめ、演出家としても活動をするかたわら、アーティスト、ダンサー育成のため、ダンススクールを開講するなど活動は多岐にわたる。

すばらしい才能が結集して、まったく新しい世界観に生まれ変わったMELLOW MELLOW『Tagatameni』。MVはこちらからご覧いただけます。