幻魔大戦のストーリー
地球から380万光年のかなた、幻魔大王軍によってひとつの銀河の大連盟軍が壊滅しようとしていた。生き残りのエスパー・フロイは地球のプリンセス=ルーナにテレパシーで語りかけ、宇宙は幻魔という破滅と破壊を目的としている軍団によって滅びつつあることを伝えた。幻魔軍と戦うためには超能力によるしかなく、地球は未発達ながら強力な超能力を持つものがいるという。フロイによって地球へテレポートさせられた、異星のサイボーグ戦士ベガとともにルーナはエスパー探しを始める。
サイコキネシスの持ち主、東丈、テレポート能力の持ち主、サンボが見つかった。しかし、見つけたエスパーはみな精神的に未熟であり、幻魔と戦うための団結など出来そうもなかった。だが、フロイが地球を見つけたように、幻魔も地球を見つけ、先兵のちび幻魔たちを送り込んできた。準備ができぬままに否応なく戦いは始まった。
ルーナ、東丈、サンボ、ベガたちはひとつの戦いを乗り越えるごとに超能力を開花させ、精神的にも成長していった。
やがて、フロイも合流し、ルーナの強力なテレパシーで地球全員のエスパーに幻魔大戦への参加を促すメッセージを送った。続々と集まり続ける地球のエスパーたち。幻魔対地球エスパー戦団の戦いは激しさを増していくのだった。