変身忍者嵐

変身忍者嵐のストーリー

 化身忍法、それは人の姿を変え、獣の力を使えるようにしたものだった。嵐鬼十(あらしきじゅう)はもとは血車党の中にあって化身忍法を開発したが、その力を使って世界を征服しようと企んだ首領の魔神斎の企みによって殺されてしまう。血車党の化身忍者はその力を使い、城を乗っ取り、人々をかどわかして金鉱を掘る、など次々と悪事を重ねていった。やがて、幕府にもその企みが知れることになる。調べにあたった公儀隠密・名張の竜巻だったが、化身忍者の恐るべき力の前に、その身を捕えられてしまう。しかし、その血車党の前に立ちはだかる男がいた。父・鬼十によって化身忍者に改造されていた、嵐ハヤテだった。ハヤテは、“変身忍者 嵐”に姿を変え、その力によって血車党の化身忍者を倒した。竜巻と娘・カスミ、息子・ツムジを助けたハヤテ。

 しかし、血車党の悪事は終わらない。ハヤテはひとり血車党を追って日本各地をさすらい、戦っていくのだった。

変身忍者嵐の登場人物

変身忍者嵐の登場人物

嵐ハヤテ
(変身忍者 嵐)

化身忍法を身に付けた忍者。父の敵を討つために血車党と戦う

名張の竜巻

公儀隠密として血車党の秘密を探っていたが、嗅ぎつけられその身を捕えられてしまう

カスミ

傷ついたハヤテを助けた娘。竜巻の娘

ツムジ

竜巻の息子

骨餓身丸
(ほねがみまる)

血車党の幹部

魔神斎

血車党の首領

嵐鬼十

化身忍法を開発したハヤテの父親