1964年に少年マンガ誌で連載が開始されて以来、さまざまな世代から愛され続けている、石ノ森章太郎の代表作です。
9人のサイボーグたちの活躍、友情、人類愛など、読むほど深みが増していく壮大なストーリー。
連載媒体も、少女マンガ誌、青年マンガ誌、新聞など、出版社と媒体の垣根を越えて長年に渡り掲載され、その折々の社会問題、事件や戦争をとりあげて描かれたエピソードも多く、いつも時代に寄り添い続けた作品でもあります。

世界中に戦争を引き起こし、兵器を売りつける謎の組織「黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)」に誘拐され、最強の兵士=兵器であるサイボーグに改造されてしまった少年・島村ジョー。数々の戦闘テストに合格し、ゼロゼロナンバー9人目の戦士・009となった彼は、同じように改造された8人のサイボーグ戦士たちとともにブラック・ゴーストから脱走する。戦争のための人間兵器として改造手術を受けながらも、9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちは組織に反旗を翻し、世界から争いを無くすために戦うのだった。

原作サイボーグ009

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